ゲームプランナー

ダイバーシティと定義

会話の中で「話を聞いてからやりましょう」的な伝え方をしたことがあります。

そしたらどうも変な感じになって、
伝わり方がおかしいな、と思ったんですよね。

で、よくよく聞いてみたら、
「話を聞け」=「言いなりになれ」くらいのニュアンスで伝わったと気づきました。

ずっとおなじところで、同じメンバーと暮らして、仕事していると
こういう罠にあっさりとハマるのだな、と思いました。

言葉の定義、というやつです。

「いつものアレ」で伝わるのは、
その場所と相手とシチュエーションが固定されているから。
なのでその「外」に出た時に、それまでの当たり前から出られなくなるんですよね。

これって会社とか業界とかでも同じこと。
社内のみんなが使っている言葉も、一歩外に出ると謎用語。
「ぞさる」は通じないでしょうし(※ナムコ語です)

だから、話題の中心にある言葉は
「こういう意味合いだよね」という定義を確認するの、大事だと思いました。

気にし出すとキリがないのだけど、
会話の中でズレるとまずい言葉は定義をちゃんとしておきたいなぁと。

それがどの単語なのか、気づけない時もままあって、
やっぱりそれは体験の不足なんだろうな、と思っています。
多様性が足りてない。

死ぬまで学び続けるって、こういうことなんだろうな、と思います。