夏になると、沖縄の空はとても「らしく」なります。
入道雲が高くそびえる、青色の空。
強い日差しに照らされた、コントラスト強めの景色。
海に囲まれて風があるので、雲の流れが本土よりも速いです。
宮古島の夏。
観光で来ていた頃はとにかく空と海の青さにびっくりして。
一日中歩き回っていました。こんなに蒼い空って、神奈川ではあまり見ることなかったですから。
逗子や横須賀まで行けば抜けるような空もありましたが、ここまで完璧に「青!」ってのは沖縄ならではだとおもいます。
そんな沖縄の空で、一番好きな時間帯が夕方なのです。
朝早くとか、午後の強い日差しの青空もいいのですが、僕は夏の夕方、17時くらいの空がとてもとても好きです。
沖縄は日本の中では南に位置するので、東京よりも日暮れが遅いです。その分日の出も遅くて、ようするに時差のようなものがあります。
別に時計をずらしたりはしませんけど、サマータイムのようなモノだと思っていただければと。
ですんで、夏の沖縄で17時、というと関東では15時くらいの明るさです。
17時過ぎの壺屋、南窯。
日が傾いてはいるのですが、強い日差しで明るいです。そして空の青さが昼間とは違ってきて、薄い青というかブルートパーズ……いやブルーグリーンアパタイトくらい(わかりにくい)。
仕事帰りにゆるゆると壺屋を歩いていると、一息つける気がします。
17時過ぎには観光客もいなくなっていて、お店も半分くらい閉まっていて、とても静かな雰囲気なのです。
お気に入りは壺屋博物館横、駐車場へ続く坂の右手にある南窯の広場。
こんな感じで文化財になってます
登り窯を囲むようにガジュマルが生えていて、ちょっと昔の景色そのままが楽しめます。高さもあるので風が通って気持ちいいのです。
猫さんも涼みに来ます
ちなみに今は、14時前後はなるべく外を歩かないようにしています。
気温が高いのはもちろん、一日の中で日差しが一番強いのがこの時間帯。
ビーチに出たりしたら日焼け……を超えてヤケドみたいになります。
ですので、夏のお散歩に日焼け止めは必須です。
※日焼けしたくない、とかではなく、痛い目を見ないために。
シーサー増えてた!もふもふになってた!
10分ほどぼんやりしたのち、壺屋からてんぷら坂に抜けて家に向かいます。
18時を回っても、夏はまだ明るい沖縄なのです。